種類
匂い袋
小さな袋に調合した刻み状のお香を詰めたもの。持ち歩いたり、クローゼットに衣類と一緒に保管したり、車に吊るして芳香剤代わりにしたり、気軽に天然の和の香りを楽しめます。見た目も可愛らしいので和小物のプレゼントとしてもおすすめです。
塗香
パウダー状のお香で身体に付けて使用します。古くは体臭消しの身だしなみや参拝の際身を清める為に使用されてきました。今に至るまで水が貴重である山寺参拝や筆を握るため水で手を濡らさずに清めるときなどに使われています。近年ではさりげない和の香水代わりに、また気持ちを落ち着けたい時など、日常的に使う方も増えています
日程詳細
- 12月8日(日)・15日(日)
13:00 14:00 各回
(要予約)
- 2名様以上より(最大20名まで)承ります。
- 「匂い袋」「塗香(ずこう)」のいずれかをご予約の際にお選び下さい。(グループで同じものをお選び願います)
- 費用 お一人様 3,500円
- 所用時間 1時間半~2時間程度
- 申込方法 当山にお電話・又は当ホームページお問い合わせメッセージ欄にてお申込・ご予約下さい。公式インスタグラムDMでも承っております。
※ご予約は5日前までにお願い致します。※空き状況につきまして、前日当日など直近のお問合せはお電話にて直接お願い致します(お電話での体験・御朱印等一般お問合せ受付時間は9:00~16:00迄となっております)。
※一般団体様(20名様くらいまで)につきましては「匂い袋」「塗香」「お焼香」の調合体験を当山・出張講座(関東近県)ともにご予約にて承っております。
※御寺院関係者様につきましても研修等でお香の歴史・香原料(沈香・白檀講座など)講習、調合体験を当山会場・出張ともにご相談にて承っております。
日程・お時間等ご相談に応じております。お気軽にお問い合わせ下さい。
当山のお香体験について
当山ではお香として人気の高い「匂い袋」、「塗香(ずこう)」のいずれかを御体験頂けます。自分好みで調合した和の香りをお持ち帰り、ご自宅でもお楽しみ下さい。
(お香の種類はグループ内で同じものでお願い致します。)
お香のルーツ
お香は仏教との関わりなくして語ることは出来ません。
その昔、遥かインドにて亡くなられたお釈迦様を荼毘(だび)に付す際、弟子達が白檀の枝木を持ち寄り火葬したことが始まりとされており、これが現在お香(線香・焼香など)の起源となっております。
長い歴史をたどり、日本では飛鳥時代に香木が漂着したなど諸説ありますが、日本の香文化はインド〜中国より仏教儀式の一つとして伝来し広まりました。
その後仏教だけでなく貴族や武将が香を焚くようになると、時には権力の証として、時には贅の極みとして文化や趣味と結びつき、香文化は形を変えながら発展し受け継がれてまいりました。
現代においてもご供養のみならず、お香は人の心を鎮め、集中したい時、あるいはリラックスしたり、ヨガのお供など、和のアロマとして癒しのツールとなっており、コロナ渦中においては外出自粛、在宅ワークのおともとして、特に人気が高まっております。
香原料について
当山の香原料は産地厳選した天然の香原料を使用しております。香原料の産地など種類詳細ついては体験当日におたずね下さい。本物のお香原料の香りを聞き比べ、幽玄の世界をお楽しみ頂けます。
※なお、アレルギーや御妊娠中、持病をお持ちの方など、ご心配な方はお気軽にご相談下さい。
お香作り体験の仕方
②受付・説明
ご予約時間に本堂向かって最右端の寺務所玄関の呼鈴にてお呼び出し下さい。その後客殿にご案内させて頂きます。
③調合
お香の知識と説明の後、ご自身のお好みの香りを調合(ブレンド)しましょう。香りを少しずつ確かめながら調合しつつ、和の香りをお楽しみ下さい。
④仕立
調合したお香を詰め、仕上げましょう。匂い袋の方は袋詰め、塗香の方は塗香入れにお詰め頂きます。
お持ち帰りになったお香はご自宅でゆっくりとご堪能下さい。